② 目の細かい生地を選べ
次は生地です。
生地について勘違いしている人が多いのですが、
ストライプや柄が入っていれば
オシャレということではありません。
大切なのは”生地の目の細かさ”なのです。
一般的に、量販店で売られている安価なスーツの大半は、
生地の目が荒く大雑把な作りです。
分かる人が見れば一瞬で「これは安物だな」と見破られます。
一方で海外ブランドなどの高級スーツを見てみると、生地の目がかなり細かいのです。
よくよく見ないとわからない違いなのですが、
デパート等で比較してみると、その違いが歴然となることに驚くでしょう。
スーツの良さは、生地の良さでもあります。
スーツの値段のほとんどは、デザインやシルエットなどの仕立ての部分ではなく、
材料となる生地の値段なのです。
「じゃあ結局高いスーツを買わなきゃいけないんじゃないか!」
と思われたかもしれませんが、実はそうではありません。
量販店で売られているスーツでも、目の細かさに着目してみると、
意外とちゃんとしたものがあります。
色や柄などももちろん大切なのですが、まずはその前に、
目の細かさという点に注目して見てください。
生地の目が細かくて、やや光沢があると、チープな印象はなくなります。